会議:令和2年9月 文教委員会 / 役職:委員(公明党さいたま市議会議員団) / 出典:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/saitama/SpMinuteView.html?council_id=841&schedule_id=2&minute_id=97&is_search=true
※この日は教育委員会関連の議案外質問(いじめ防止・新型コロナウイルス感染症対策)の後、休憩・他委員の質問を挟んで、関ひろみ委員のプラザノース(北区)に関する質問が行われました。
令和2年9月14日 文教委員会(関ひろみ委員 質疑)
いじめ防止等対策推進について
◆関ひろみ委員 公明党の関ひろみでございます。
最初ですけれども、いじめ防止等の対策推進についてお聞きしたいと思います。
学校のいじめ問題の現状について、今月の9月5日付の埼玉新聞の新型コロナ関連記事にありましたけれども、子供への中傷や誹謗が、6月から8月までに20件、県教育委員会に報告されていたとのことです。記事には、さいたま市除くとありました。
これまで市内の児童生徒のうち、新型コロナ感染者は何人なのか。そのうち、いじめにつながった事案は何件か。また、そのための調査はしているのか、お聞かせください。
○井原隆副委員長 学校教育部長
◎学校教育部長 関ひろみ委員の御質問の1、いじめ防止等対策推進について、(1)学校でのいじめ問題の現状について、お答えいたします。
初めに、新型コロナウイルスの陽性反応が出ました児童生徒の数は、9月8日現在で19名でございます。この19名のうち、この方々が対象になったいじめの報告は1件もございません。
それから、調査でございますが、いじめに関しては、定例報告としては毎月学校から教育委員会のほうに受けております。また、その都度対応するケースもございますので、その都度受ける場合もあります。
新型コロナウイルス感染症に関連したいじめにつきましては、発生した段階で、速やかに教育委員会に報告するように各学校に指示しているところでございます。
◆関ひろみ委員 ありがとうございます。
また今後も感染者増えるといけませんので、しっかりと調査をお願いしたいと思います。
本人や家族が感染した者の、家族に医療従事者がいる者へのいじめ防止対策などなされていますでしょうか、お聞かせ願えますでしょうか。
◎学校教育部長 新型コロナウイルス感染症に係るようないじめの対策についてお答えいたします。
子供たちは3か月も学校に来られないという、大変これまでにない経験をいたしました。非常に心も揺れている状況で学校が再開したというふうに教育委員会は認識しています。
そうした中で、学校が再開する前に、児童生徒の心のサポート手引、こうしたものを事前に作成して、学校のほうに、子供たちに対する対応の仕方について指示をしたり、あるいは生徒指導の徹底ということで、7月、8月と通知をいたしまして、児童生徒一人一人の心に寄り添った対応を、迅速かつ適切に行うように指示をしたところです。
また、加えて、例年は6月がいじめ撲滅強化月間と位置づけて毎年取り組んでいるところでございますが、今年度については、6月だけではなくて1年間、年間ということで、いじめ撲滅強化年間という形で実施しているところでございます。
◆関ひろみ委員 どうもありがとうございます。
しっかりとまた、いじめゼロを目指して取り組んでいただきたいと思います。
続きまして、教育相談の現状についてお聞かせください。
つい先日、市民の方より、学校で子供がいじめに遭っていて非常に困っていますと御相談が立て続けにございました。市では、不登校、いじめ等の一般教育相談室が6か所あると認識しております。
児童生徒や保護者からのいじめなどの問題の相談先はどのような機関で、また、どのように周知しているのか、教えてください。また、実際、どのくらいの教育相談件数があるのか、直近で結構です。デリケートな内容ですので、話せる範囲で結構です。現状をお聞かせください。
◎学校教育部長 御質問の(2)教育相談の現状についてお答えいたします。
市内には6か所教育相談室がございますが、この周知につきましては、まず、毎年度当初に、児童生徒の保護者に対して、教育相談室の案内等を掲載した保護者啓発用資料「子どものサインに気づいたら」という資料を配布しております。
また、このたびは臨時休業後の再開に合わせまして、小学1年生と中学1年生には、教育相談の御案内というリーフレットを6月の段階で配布したところでございます。
さらに、今年は7月15日から、SNS--ラインによる教育相談を行っておりまして、このラインによる教育相談の窓口を案内するカードの裏面に、教育相談室の電話番号や場所、受付時間や申込み方法等を掲載させていただいています。加えまして、さいたま市のホームページにお知らせを載せさせていただいたり、あるいは、学校では、担任の先生やスクールカウンセラー、さわやか相談員等から保護者の方に、相談を受けた際に御案内をしていただいていると、こういった形で周知を図っているところです。
今年度4月1日から7月31日まで、これは、件数の内容は控えさせていただきまして、相談のあった件数を数字で申し上げたいと思います。6教育相談室合わせまして5,332件の相談がございました。
◆関ひろみ委員 どうもありがとうございます。
事細かに手を打ってくださっているのかと思ったんですけれども、実際、相談者の方は、相談室の存在を知らなかったという方がいらっしゃいます。また、安心して相談できる環境があるということを、再度また周知徹底していただけるよう、強く要望したいと思います。
◎学校教育部長 6か所の教育相談室の御案内については、改めてしっかりと周知して、一人一人の方に寄り添った教育相談ができるように進めてまいりたいと思います。
◆関ひろみ委員 どうもありがとうございました。
続きまして、心のケアについてお聞かせください。
少し前の記事になりますが、7月21日の埼玉新聞の記事より、新型コロナウイルスの感染予防などから、学校を休んでいるさいたま市立学校の児童生徒は、7月10日に計121人だったことが分かりました。その後、継続的に休んでいるのか判明しておらず、細田教育長は、7月20日の定例会見で、詳細を把握する必要があるとして、調査する方針を示されました。
学校を休んでいる理由が、新型コロナウイルスの感染予防のためなのか、いじめられるのが嫌で休んでいるのか、実際のところは分かりません。それとは別に、さいたま市教育委員会発行の教育要覧の中に、心と生活のアンケートをできるだけ早期に実施するとありました。
実際、このアンケートは実施されたのか、実施対象はどこまでなのか、詳細を教えてください。
◎学校教育部長 御質問の(3)心のケアについてお答えいたします。
まず、先ほどの件数でございますが、新型コロナウイルス感染症に係る出席停止児童生徒数の調査を実施いたしましたところ、継続してお休みされていた方は48名でございました。
それから、心と生活のアンケートでございますが、これは学校が再開して、速やかに各学校で実施するように指示をいたしまして、全ての学校が実施したことを確認してございます。
この心と生活のアンケートの内容でございますけれども、これは小学3年生から高校3年生までが対象となります。そして、このアンケートについては、通常の場合も、各学期1回、年間3回、高校生については、年度当初に1回実施します。アンケートを実施した後に、アンケートの内容から心配な様子がうかがわれる児童生徒につきましては、その後、個別の面談を行うように、これも指示しておりまして、必ず家庭と連携を取りながら適切な対応を取るようにということで指示しているところでございます。
◆関ひろみ委員 ありがとうございました。
引き続き、アンケートだと伝わる子と伝わらない子とあるかもしれませんけれども、継続してお願いしたいと思います。
学校での新型コロナウイルス感染症対策について(AIサーマルカメラ導入)
◆関ひろみ委員 続きまして、学校での新型コロナウイルス感染症対策について、(1)なんですけれども、学校の入り口でのAIサーマルカメラ導入についてお聞かせください。
前回の文教委員会で、学校の入り口でのAIサーマルカメラの設置の予定はないとのことでしたけれども、ぜひ導入を検討していただきたいと思います。既に、浦和実業学園中学校の中高一貫部では、建物に入ってすぐに、歩きながら検温のできるAIサーマルカメラを導入しております。体温の高い生徒の有無を教室に入る前に確認することができます。機械の測定誤差もあるため、保健室で正確な体温を測定しているとのことです。
ほとんどの子供たちは、自宅で検温をして登校していると認識しておりますが、検温をせず登校してくる子供さんもいて、正確な報告を提示していないとも聞いております。
これから秋、冬を迎え、本格的な風邪やインフルエンザなどで発熱する児童も増えてくると思います。また、台風や地震の際、学校は大事な避難場所でもあります。避難する際、体温計を持参する方は少数だと思います。そこで、AIサーマルカメラは、大いに役立つと考えられますが、お考えをお示しください。
◎学校教育部長 御質問の2、学校での新型コロナウイルス感染症対策について、(1)学校の入り口でのAIサーマルカメラの導入についてお答えいたします。
学校では、感染拡大を防止するために、教育委員会で策定しました新型コロナウイルス感染症に対応したさいたま市学校教育活動実施マニュアル~「学校の新しい生活様式」~というマニュアルに基づいて感染防止に努めています。このマニュアルに基づきまして、まず、発熱や風邪の症状がある場合は、お医者さんに行っていただいて、医師の指示に従って登校を判断していただくように保護者の方にはお願いしています。また、加えまして、登校の際には、毎日家庭で検温して体温記録を記入した上で登校していただくと。万一、それが確認できなかった場合には、教室に入る前に検温をして体調を確認してそれから教室に入ると、このような形で、毎日学校のほうでは対応しているところです。
今の御質問のありましたサーマルカメラでございますが、これについては、不特定多数の方が集まるような商業施設やイベントの入り口などに設置されて、一度に多くの方の体温の確認ができるという点で大変有効なものだという認識がございます。現在、教育委員会では、国の補助金を最大限に活用しながら、まずは非接触型体温計、これは短い時間でおでことかに当てて検温できると、これについて購入しまして、全ての学校に1つずつ配布したところです。学校のほうも補助金を活用して、さらに追加で購入されていると聞いております。
こうしたもので、今のような形で、御家庭の協力と、それから非接触型の体温計ということで、今対応している状況でございます。
なお、避難所というところでお話出ました。これについては、所管課である防災課から、非接触型体温計の配備を現在進めていると伺っておりますけれども、その完了までの間は、今、学校に教育委員会で配備したものを借用させていただきたいということで申出がありましたので、防災課と教育委員会のほうでも協力しながら、避難所運営にも教育委員会でも協力体制を取らせていただいている状況でございます。
◆関ひろみ委員 ありがとうございます。
学校で非接触型体温計を活用しているということで、大変よく分かりました。安心しました。やはりAIサーマルカメラは高額でありますため、全ての学校での設置は難しいと思います。また、避難場所として使用したいと思っても、停電の際にも使用不可となってしまいます。先ほどのおでこに当てて計る非接触型体温計の数がもっと必要だと思うんですけれども、御見解をお聞かせください。
◎学校教育部長 この今回の国の補助金を使いまして、必ず学校には1つ配備ということで、1つずつ配備をいたしました。その後、学校のほうではこの規模に合わせて、学校で使える補助金がありますので、それを活用してさらに本数を増やしているということを伺っておりまして、全部を承知してございませんけれども、かなり複数の非接触型体温計が準備できたと学校からは伺っています。
プラザノースの申請状況について
◆関ひろみ委員 すみません、北区ですけれども、プラザノースの申請状況についてお聞きしたいと思います。
広く市民の方に利用していただくための対策について、以前、プラザノースの多目的ルームを予約する際、気になった点がございました。一番広い会場が毎週同一団体で予約済みとのことでした。ほかに利用したい方がいても利用できない、利用しづらいという苦情は今までなかったのでしょうか。新型コロナウイルス感染症対策後も同様、公正に抽せんを行っているのでしょうか、現状の利用状況も併せてお聞かせください。
○井原隆副委員長 文化部長
◎文化部長 関ひろみ委員の3、プラザノースの申請状況について、(1)広く市民の方に利用していただくための対策についてにお答えいたします。
前後してしまいますけれども、初めにプラザノースのこの予約につきましては、多目的ルームを例に申し上げますと、利用希望日が属する月の6か月前の1日の日に抽せん会を行っております。抽せん方法につきましては、抽せん会当日にお越しいただいた個人及び団体の方々を対象として、くじ引で決めた順番に従いまして予約受付を行っており、1回の予約につき連続する5日間を限度として申込みができるということになっております。
なお、連続しない複数日を予約される場合には、抽せん会で1巡目の予約受付が終了した後に改めてくじ引により順番を定めまして、2回目の予約受付を行っております。以降、同様の方法により3巡目、4巡目と予約の受付を行いますが、抽せん会の予約件数は最大で5日までと広く市民の方に利用いただくため、公平、公正な抽せんを行っております。
あと利用状況についてお答えいたします。
稼働率で申し上げますと、令和2年6月が45.2%、7月が54%、8月が51.1%で3か月の平均は50.1%と、6月1日の稼働再開後、徐々に利用者は増えてきております。しかし令和元年の6月から8月までの3か月の平均は77.7%ということで、大体前年度の同月と比べて3分の2程度の稼働率という状況になっております。
◆関ひろみ委員 詳しくデータを挙げていただきまして、ありがとうございます。
その2番目なんですけれども、柔軟な運用方法について利用される方から、「利用する5分前に部屋の鍵を受け取りにいかなければならない」、「料金が高い」、「抽せん待ちをしなければならないなど役所並みの対応という印象で、もう少し柔軟な対応をしていただきたい」というお声がありました。今後も気持ちよく運用するためにも、鍵の受け取りをぎりぎり5分前ではなく、せめて15分前にするなど、もう少し時間の猶予を持っていただくなど工夫をしていただきたいと考えております。その点いかがでしょうか。
◎文化部長 柔軟な運用方法についてお答えいたします。
鍵の受渡しにつきましては、条例に規定する利用時間区分の開始時刻に行うことが基本とはなります。ただ、これは利用時間区分の開始時刻前に清掃が入ると。清掃も大小合わせて40室、プラザノースにはございますので、そちらの清掃があるということ。加えて舞台準備等も行う必要があることから、今、鍵の受渡しについては5分前に行うというような運用になっております。
もう少し早くできないかというような御質問もございますけれども、今その5分前ということで利用案内等にも明記させていただいておりますので、今はそういうような状況になっております。
ただ、この抽せん方法、受渡しの時間は、他施設と比べても少し厳しめのところもありますので、それは各施設ごと、開設のときから今までにいろいろな経緯がございまして、その施設ごとに対応が異なっているというような状況ですけれども、これからは関委員からの御指摘もありました。それで可能なものについては、今後柔軟な対応を検討してまいりたいと考えております。

