会議:令和3年9月 保健福祉委員会 / 役職:委員(公明党さいたま市議会議員団) / 出典:https://ssp.kaigiroku.net/tenant/saitama/SpMinuteView.html?council_id=884&schedule_id=2&minute_id=48&is_search=true

令和3年9月13日 保健福祉委員会(関ひろみ委員 質疑:赤ちゃんの駅について)

◆関ひろみ委員 公明党の関ひろみでございます。

まず、赤ちゃんの駅についてお聞かせ願いたいと思います。

今、全国でも展開されています赤ちゃんの駅は、誰でも自由におむつ替えや授乳ができるスペースの愛称でございますが、市内公共施設における赤ちゃんの駅設置状況の現状についてお尋ねいたします。

赤ちゃんの駅は県が中心で進めておりますが、さいたま市内でも553か所設置されております。ただ、各区の設置場所にばらつきがあります。区役所を例に挙げてみますと、全区役所には設置されておりますが、公民館は西区と見沼区以外は全て設置されておりました。

冒頭に申し上げました赤ちゃんの駅は誰でも自由におむつ替えや授乳ができるスペースですが、市としてどのような基準で公共施設に設置されているのか、状況をお示しください。

○斉藤健一委員長 子ども育成部長

◎子ども育成部長 関委員の御質問にお答えいたします。

赤ちゃんの駅につきましては、まず県が事業主体となっております。乳幼児を持つ子育て家庭が安心して外出できるように、スーパーマーケットやデパートなどの民間施設、また公共施設に設置しているところでございます。

赤ちゃんの駅は県の事業ですので、市の設置基準は具体的にはございません。おむつ替え及び授乳のいずれか1つまたは両方できる場所を有する施設であって、子育て家庭が無料で利用できることを条件として県が要綱で定めているものでございます。具体的には、おむつ替えの場合、ベビーベッドやおむつ替えができる設備を有していること、授乳の場合はカーテンやつい立てなどで仕切られ、プライバシー確保の配慮がなされている場所となっております。

さいたま市内では、民間施設を含め現在、委員御指摘のとおり553施設が赤ちゃんの駅に登録されております。そのうち市の施設は246施設で、全ての施設でおむつ替えが可能となっております。そのうち151施設には、授乳可能な設備を有しているところでございます。

赤ちゃんの駅は各区の設置場所にばらつきがあると委員御から指摘ございましたが、これは登録条件であるおむつ替えや授乳のためのスペースにある程度広さを確保する必要がありますので、既存の施設の中にその確保が難しい、困難な施設があったためではないかと考えております。

また一方で、赤ちゃんの駅の登録条件は満たしているものの、施設管理者において制度自体が十分認識されていないということも事例としてはあるのではないかと考えております。

子ども未来局といたしましては、施設管理者に対して改めて本制度の趣旨の周知をさせていただいて、条件に適合する場合は赤ちゃんの駅として積極的に登録していただけるよう、働きかけていきたいと思っております。

◆関ひろみ委員 詳細な答弁どうもありがとうございました。

とても安心して聞かせていただきましたが、(2)としまして、公共施設への設置拡大と機能強化についてお尋ねいたします。

例えば市の公共施設や女性トイレだけではなくて、男性トイレにも赤ちゃんの駅の設置はいかがでしょうか。といいますのも、赤ちゃんと一緒にお出かけした際、ママだけではなくパパも気軽におむつ替えができたら、ママの負担も軽減されるのではないでしょうか。

ただ、男性トイレといいましても、スペースがないと思います。赤ちゃんと一緒に安心して外出したいというママパパを応援するということですので、今後、新設予定の男子トイレにもおむつ替えのできるスペースの設置等の御検討をいただけないでしょうか。

また、赤ちゃんの駅の登録条件は、おむつ替えと授乳のいずれかまたは両方を無料で利用できる施設とされていますが、さらなる子育て支援の観点から、大津市や佐野市などの先進事例を参考に、ミルクを作るお湯--ちなみにこのミルクを作るときのお湯というのは天然水を用いるウオーターサーバーでは使用が不可ということです。ミルクを作るお湯の提供も検討すべきと考えますが、いかがでしょうか。

さらに、事業者との提携による紙おむつの提供についての御見解をお伺いしたいと思います。

◎子ども育成部長 関委員の御質問にお答えします。

公共施設への設置拡大という御質問ですが、現在、赤ちゃんの駅である市の246施設ですが、みんなのトイレなどで男女を問わず施設内でおむつ替えができるものは239施設、またさらにそのうち8施設に男性トイレにもおむつ替えができる設備を設置しているところでございます。これにつきましては、さいたま市だれもが住みよい福祉のまちづくり条例の整備基準において、公共施設の新築等をする際には男女を問わず利用できるみんなのトイレなどにおむつ替えができる乳幼児用設備を設けることとしていることからでございます。

次のお湯の関係ですが、お湯の提供につきましては、赤ちゃんの駅として登録している市の施設で、お湯の提供が可能な施設は109施設となっております。これにつきましては、防犯、衛生面の配慮や給排水設備の有無などによって、全ての施設でお湯を御用意することは難しい状況ではございますが、各施設管理者に対しまして、給湯設備等がある場合は可能な限りお湯の提供ができないか、改めてこちらのほうから確認させていただきたいと思います。

また、おむつの無料提供という御質問ですが、乳幼児の成長に合わせて様々なサイズのおむつがあると思います。これについて全てのサイズのおむつを用意する必要が出てきてしまいますので、また提供方法や衛生面を含めた管理を考えますと、実際に現在、実施するということはなかなか難しいことではないかと考えております。

委員御提案の民間事業者との連携については、今後、調査研究をしてまいりたいと考えております。

◆関ひろみ委員 どうもありがとうございました。前向きな答弁ありがとうございました。

最後に、補足ですが、利用者が迷わないように、県のステッカーを上手に活用し、表示を分かりやすくするなど工夫もお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。